第二十話 十代の女と
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ひと月もした頃、俺達もそろそろ蓄えた金も心細くなりつつあった。
やっと店が新しくオープンすることになった。
俺は次に何がこようとも、驚きはしなかった。
次に始めるものはノーパン喫茶だ。
オーナーに呼ばれて店に行くと、すでに改装が終わりつつあった。
床から壁から鏡だらけで、奥には個室がいくつか作られていた。
男性従業員は募集する必要もなく、女性だけ募集されていた。
俺もこの頃には、面接も任されるまでになっていた。
面接をして、俺好みの女だけを選んだのは言うまでもない。
店の中ではトップレスにミニスカート、ノーパンでストッキング一枚だ。
もう裸を見ても、ときめきや興奮、何もない。
それくらい女の体は見飽きていた。
面接に来た子の中にはあきらかに家出してきたとしか思えない女もいた。
偽名なのか本名なのかわからなかったがめぐみという女だ。
俺好み。
当然採用だ。
年はいくつか、はっきりしない。
あまり未成年は好ましくないが証明書ももってないらしく履歴書には18歳と書いてあるので、そういうことにしておいた。
胸の形もよく、スタイルは抜群で小顔でハーフのような整った顔立ちだ。
ただ、住む所もないから店に住み込みで働かせて欲しいと言う。
そういうわけにもいかないので、俺の家に寝泊りさせて働かせることにした。
もちろんオーナーには内緒だったから、女に口止めをした。
女も職を失いたくなかったから誰にも話すことはないだろう。
女は寂しがり屋なのか、俺が帰ってくるまで寝ないで起きて待っている。
俺が横になって寝るとくっついてきて、スヤスヤと眠りだす。
まるでペットのようにかわいいやつだ。
一人じゃ不安で眠れないと言う。
じゃあ、今までどうやって寝ていたのだ?と聞きたいくらいだ。
もちろん俺は手を出していない。
店の女は経営者にとって大事な商品であり、従業員は絶対に手を出してはいけないという規則があった。
ばれたら俺の身が心配だ。
このとき俺は女を抱くのを我慢するという忍耐というものを覚えた。
正直つらい毎日を過ごした。
俺の性欲はナンパした女達がいたからそこで満たしていた。
何日も一緒に寝ていながら肉体関係がないとタイミングを失ったような感じになり、めぐみは大事な妹のような存在になっていった。
しばらくしてめぐみもお金が貯まり、自分では部屋が借りられないので俺名義のワンルームの部屋を借りてやった。
俺の部屋から引っ越すときは何かとても寂しい気持ちになり思わず抱きしめてしまい、その後二人は自然に男と女の関係になった。
さすがに俺も我慢の糸が切れてしまったようだ。
めぐみの体はやせて見えたが、骨が細いせいか、肉付きはよく、胸なんかはマシュマロのように柔らかくて大きい。
摑んだ指の間から肉がはみ出てくるほどだった。
まだ男との経験が少ないのか、息は荒くよく濡れていたが、声は全く出さなかった。
いわゆるマグロ状態だったが、俺にはすごく新鮮なものに映った。
後にも先にもこれ一回きりの関係だった。
店では何事もなかったかのようにお互い仕事を続けていた。
そんなある日めぐみが突然姿を消した。
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