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2008年4月

第二十五話 いざ!ホストクラブへ

放送室 1

放送室 1

アーティスト:高須光聖 松本人志,松本人志,高須光聖

放送室 1

喫茶店でアリスと食事をしてしばらくしてからそろそろ行こうかと言う。

いろいろと、ホストクラブの話をしてくれた。

今回はまとも?な女性相手のクラブのようだ。

アリスの指名するホストは自由出勤だから出勤が遅いらしい。

もう3時を過ぎていただろうか。

夜中12時から5時くらいの営業だと聞いていたから、この時間に店にきても店にいる時間が少ないはず。

それで仕事したことになるのかと、疑問に思った。

それで給料が百万以上っていうからなんて不思議な仕事なのだろう。

でも俺は、うらやましく思った。

アリスがクラブに電話を入れた。

めずらしく、もう指名するホストが出勤しているらしい。

いつものアリスらしくなく、そわそわと落ち着かない様子で化粧直しを、始めた。

俺達はそれが終わるのを待った。

アリスはそのホストがよほど好きなのだなと思った。

そして化粧直しも終わり、三人で店まで歩いて向かった。

エレベーターに乗って、上に上がっていく。

開くとそこは、そのクラブだけのフロアーだ。

豪華な入り口にホストが並んで立っていた。

入り口に近づくとホスト達が一斉に「いらっしゃいませ」と声を出した。

一瞬たじろいだが、アリスがつかつかと入っていくので俺達もあわてて付いて入った。

なんときらびやかな世界なのだろう。

中はすこし照明がおちて暗いが装飾がキラキラと輝いてまぶしい。

席に案内されて、そこにはアリスと書かれたボトルが置いてあった。

俺と一樹は緊張しながらアリスと並んで座り、周りを見渡した。

音楽とダンス、あわただしく動き回るホスト達。

みんな大人に見えて、自分がここにいるのが場違いに思えてはずかしい気持ちになる。

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第二十四話 ゲイバーから脱走

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アーティスト:スキマスイッチ

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二人でなんとしても逃げ出さなくては、と話し合った。

そんな時、店長からあそこの席から指名が入ったと言われたのだ。

見るとあきらかに俺のおやじより年のいった男、おじいさんに見える。

俺は断ったが、とりあえずお酒だけ作ってこいと言われ、渋々席についた。

水割りを作ると俺にも何か飲みなさいと上品に話しかけてきた。

そして隣へ座れと言い出した。

俺もこの場さえ乗り切れば、後一時間たらずで仕事も終わり給料を貰って帰れると思い、勇気をもって隣に座った。

ほんの数分だったのに俺には、1時間も2時間にも感じられた。

俺にいろんな質問をして、しばらくするとひざに手をのせてきた。

俺は悪寒が体に走り体が固まって、身動きできなかった。

必死に手を振りはだこうとしたが年寄りのくせに力が強い。

なんと俺の股間に触ろうとしてきたので思わず立ち上がってしまった。

店長が席に駆け寄ってきて、俺に話しかけてきたが俺はもう接客できないと懇願した。

店長は仕方なさそうに俺に、元の席に戻っていいと言った。

その後、別の男が席に着いた。

次々と従業員の男達が外に客と出て行き、男達が少なくなってきた。

このままだと又、席に着かされそうだ。

俺はいっしょにきた仲間とトイレに行くふりをして、強行に逃げ出すことにした。

日給どころじゃない。

そしてなんとか二人で店を出て必死で逃げた。

途中どうやって走ってきたのか全く覚えていないほどだった。

若きし頃の苦い経験だ。

やはり俺は女がいい。

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第二十三話 新宿二丁目

BURN -フメツノフェイス-

BURN -フメツノフェイス-

アーティスト:B’z

BURN -フメツノフェイス-

アリスがまたいつものように店に来ていた。

俺に今日は何時に店をあがるのか聞いてきた。

終わったらお茶しようと言う。

一瞬喜んだ俺だが一樹もいっしょに来いと言う。

がっくりだ。

夜中0時に仕事を終えて、一樹といっしょに待ち合わせの喫茶店へ向かった。

喫茶店に入るとクラブの女らしき人がたくさんいたが、ひときわ目立つ女が手をふっている。

どんな男がきたのかと俺達に視線が集まった。

まんざら悪い気がせず、優越感がこみ上げた。

席に着くと、いきなり今日いっしょにホストクラブに行こうと言う。

俺たちはその言葉を聞いて驚き、そして少し興奮してきた。

今まで聞いてはいたが見たことのない世界。

実は俺は一日だけホストクラブに勤めたことがある。

喫茶店でバイトしていた時に新聞で見た、ある広告に魅せられ面接に行ったのだ。

ホストクラブ日給1万上、簡単な接客という広告だ。

バイト仲間と二人で面接にいき今日から接客してくれというのでさっそく店で客を待っていた。

同じバイトの男はみんな普通の男ばかりだ。

店長は席に座って水割を作って話をしていればいいから、と言う。

来る客来る客が何故か男ばかり。

店長に呼ばれて席に着いた男が、30分くらいすると客といっしょに外へ出て行くのだ。

最初は訳がわからずその様子をみていたが、一緒に来た友人と小声で話し確信した。

どうやらここはゲイバーらしい。

男が男を買う場所。いわゆる売りせんだ。

新宿二丁目。

上京したばかりの俺にはこの土地はどういう場所なのか知るはずもない。

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第二十二話 ホスト通いのソープ嬢

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アーティスト:安室奈美恵

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店は女の入れ替わりが激しい。

風呂の女も何人かきている。

ソープランド嬢のことである。

客から病気をもらい治療中で仕事ができなくなったらしい。

日銭がないと生活が苦しいらしくここに短期でバイトにきている。

ここなら女のあそこをつかわなくても十分稼げるということだ。

ソープランドで稼ぐより収入は半分にも満たないといってはいるがそれでも俺たちの何倍も稼いでいる。

その中でも一番仲のいい女がアリスだ。

顔が外人のような顔をして名前も本名で通用するくらいだ。

しかし本人は純粋な日本人だという。

できることなら俺と付き合ってほしいと思うほどタイプの女だ。

スタイルは店の中でも一番だった。

この女が俺の人生を、また大きく変えていく女になる。

店で客が入っていない間、女達は受付にいる俺のとこにきてはいろんな話をしていく。

当然アリスもいろんな話をしてくる。

俺はアリスとの会話が楽しかった。

しかしアリスはダーリンと呼ぶ男がいる。

いつもダーリンの、のろけ話をする。

その話の時は、聞いていても面白くない。

アリスの頭の中はダーリンダーリンで俺の入り込む余地はなかった。

その男は歌舞伎のホストクラブで働いているナンバー1の男だ。

アリスは毎月の稼ぎを飲み代と住まいとして利用しているホテル代でほとんどなくなると言う。

今はここの稼ぎだけではダーリンの店にも行けず早くソープに戻らないと捨てられてしまうよ、と言うのだ。

俺はそれを聞いて何回も騙されていると言うが、アリスは全く聞く耳を持たなかった。

住まいのホテルには、たまに彼が泊まりに来ると言う。

俺の出る幕はなさそうなのであきらめるしかない。

それからアリスは、しばらくして元の職場に戻っていった。

それからもちょくちょく店に遊びにきていた。

オーナーから聞いた話だと、よくアリスといっしょにそこのホストクラブに飲みに行っていたみたいだ。

初めてアリスを連れて行ったのもオーナーで、たまたまオーナーが指名していたのがそこのナンバー1のホストだったらしい。

いつしかアリスは、そのホスト目当てに一人で毎日通いつめるようになったらしい。

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